先週の土曜日に行われた第1回とぅばらーま糸満大会、かなり良かったらしい。今日は久しぶりにお稽古に行けたので、三味線話でもしようか。
ジュネの壁に貼られた大会ポスター
またも一月ぶりくらいか…、久々にお稽古に行く。すると机の上に兄弟子が持ってきた第1回とぅばらーま糸満大会のパンフレットがあった。兄弟子にどうだったかと聞くと「最っ高だったよ」とのこと。珍しく師匠も聴きに行ったそうで「八重山で見るのと同じくらい上等だった」と好評。
いつも辛口の師匠が絶賛とは珍しい。よっぽど良かったのだろう。宮良康正先生や大工哲弘さん、山里勇吉御大のように有名ではないので皆さんご存じないと思うけど、うちの師匠の大底春男は「とぅばらーま大会(石垣)」「全島とぅばらーま大会(那覇)」の両大会を制覇しているとぅばらーまのスペシャリストだ。その師匠が良かったと言っているのだから確かだろう。
二年に一度那覇市民会館大ホールで行われる全島とぅばらーま大会は、少々マンネリ化傾向にあり、各研究所に出場のお誘いが来るなどお馴染みの顔ぶれが中心となっている。今回の糸満大会は第一回目でしかも野外ということもあり、停滞感を打破する内容となったのだろう。
師匠の感想によると、今回の糸満大会出場者のレベルはおしなべて高く、3000人集まったと言われる観客の反応も良かったとのこと。また、石垣の大会では観客も集中して聞いている感じなのだそうだが、今回の糸満大会は開場でお酒も飲めたため、盛り上がりは相当だったらしい。
優勝のブリ・モハメット君は大工哲弘さんの高弟で、
昨年の全島とぅばらーま大会(2005/10/15)でも美声を聞いていたので納得。兄弟子は「去年よりだいぶ上達していた」とのこと。
準優勝の三浦直信さんは、
西垣竹三先生の高弟で、難関の八重山古典民謡コンクールを三年で最優秀賞まで合格した実力派。石垣の鳩間加奈子さんのお父さんの店、芭蕉布で唄う唄者。昨年のコンクールの時は大変お世話になった。こちらも納得。
春男師匠も「二人とも相当上等だった、やいまんちゅは叶わない(笑)」と褒めていた。がしかし、どうやら師匠の審査結果は別の人だったらしい。良く言われることだが、「とぅばらーま唄や、イズスドゥ主やるら(とぅばらーまは唄う人が主役)」。聞く方だって好きに解釈して良いはず。
自分なりに審査して楽しむのも、とぅばらーま大会の楽しみなのだ。
追記:
大底春男のCDは、
八重山そばの店ジュネで買えます。アマゾンでは買えません、あしからず。