桜坂劇場にドキュメンタリー映画『
ヒロシマナガサキ(原題:WHITE LIGHT/BLACK RAIN)』を見に行く。主に被爆者の証言と爆撃に参加した米国兵の証言、記録映像で構成されている。記録映像の中には、被爆の証言をしている人の被爆当時の映像も含まれていて生々しい。
被爆で火傷を負った少女達をアメリカへ連れて行き、形成外科手術を受けさせる救済プロジェクトのシーンが印象深い。このプロジェクトは米国のジャーナリスト、ノーマン・カズンズ氏と広島流川教会の谷本清牧師の尽力で実現したのだそうだ。被爆少女達は「原爆乙女」と呼ばれた。
映画の中で、1955年にアメリカで放送された『This is Your Life』というテレビ番組に、谷本清牧師と被爆少女達が出演した様子が流れる(司会はノーマン・カズンズ氏なのだろうか)。そこに、原爆を投下したB-29エノラ・ゲイ号の副機長だったロバート・A・ルイスが登場した。このシーンは重かった。
長編ドキュメンタリー映画『ひめゆり』と近い手法の映画が同時期に登場したことに、不思議を感じた。