壺屋の旗頭を守る華鳳会の野崎さんから「今日は壺屋やちむん通りまつりで旗頭あげるからおいで」とメールをいただいたので行ってみる。小雨の続くはっきりしない天気の中、壺屋の旗は勇壮にひるがえっていた。
早速、華鳳会のリーダー(?)小底さんに見つかって「近所なんだからもっと顔見せなさい」と怒られる(汗)。せっかく声をかけていただいているのに、今の生活ぶりでは深く関わるのは難しいよなぁと思うとなかなか踏み出せない。面目ない…。
さて、久しぶりにふらふらと歩いているとおなかが減ってきた。そうだ、流求茶館で大城清太天描画展を開催中だった。しばらくぶりに魯肉飯(ルーローファン)を食べに行きつつ様子を見に行く。
個展会場の店内に入ると、まず火と水を表す魚をモチーフにした巨大な作品が目に付く。席に着くと、メニューのファイルの中に、作品が綴じられている。飲食店での個展では、壁に掛けてある作品の前にお客さんが座っているとじっくり見ることが難しい。そこで、ファイルに作品をまとめている。
作品は壁の大物とファイルされたものだけではない。しばらく座っていると、店内のあちこちにも作品があることに気がつく。いつもの茶器の棚に小さな原画がそっと置いてあったり、お手洗いに向かう空間にも大きめな原画が飾られていた。それぞれが上手く空間に馴染んでいて、飲食店としての雰囲気も損なわない工夫がされていた。
もともと清太君の作品は、現代的なシャープさと東洋的な雰囲気を持ち合わせているので、流求茶館には合っている。今回の個展のために作られたBGMもこの空間の居心地と上手く融合していて心地よかった。
作家の大城清太君は、毎日会場に来ているそうだ。初めての那覇での個展はどうかと聞くと、パークアベニューのトータルプロとは全然雰囲気が違って楽しいとのこと。それはそうだ、パラダイス通りは地元の人も通るし、観光客も来る。平日と休日では客層も変わる。
魯肉飯を食べたあと、お茶を飲みながら長居してしまったが、ほんとに入れ替わり立ち替わりいろんな人がやってくる。だれかが席を立つと、次の人が入ってくる感じ。清太君の友達だけでなく、初めて見に来た人もかなりいる感じ。
なんかいい気が循環していた。と柄にもなく言ってみる。
追記:
箆柄暦『九月の沖縄』の大城清太&名嘉太一特集を見て、NHK沖縄から取材があったそうだ。こういうのって一本放送されると他のメディアも追随する。他にも何本か立て続けに取材があったそうだ。しかもその取材の下調べに、清太君の出演した回のマジカルのポッドキャスティングを聞いてくるらしい。「メディアはメディアからネタを集める」ということね。
夜は激しく雨が降った。台風みたいだった。