連夜の桜坂劇場。『
空中庭園』を見に行く。今月「
STEREO1969」で特集した小泉今日子が母親役として主演。
この映画については特に予備知識無し。先日、
カフェユニゾンの三枝(みえだ)さんと顔を合わせた時、「僕の知り合いも関わった映画で面白いと思うよ」と聞いて見に行った。豊田利晃監督が覚醒剤の不法所持で逮捕されたため、この秋の公開予定が上映館大幅縮小。沖縄に入ってくるかも危ぶまれた作品とのこと。
まあ、そんなに映画はたくさん観ていないけど、今年観たなかでは一番ガツンと来た映画だった。内容については詳しく書かないが、確かにこれは21世紀の『家族ゲーム(1983年森田芳光監督)』かもしれない。12月16日までレイトショーで上演中なので、見ていない人には是非オススメする。
小泉今日子の演技が凄い。他のキャストもいい。同世代の小泉今日子が母親役というのは、時代の流れを感じさせられつつもわからないでもなかったが、高校生の息子役が広田玲央奈の息子というのにはそこそこショック。調べてみたら、『だいじょうぶマイフレンド(村上龍監督)』も1983年の映画だったか。
「思いこんでいると見えなくなることがある」というようなセリフがあった。主人公は自分のこころのなかに押し隠していた“思いこみ”について指摘されたと感じ不安になるが、指摘した側のいう“思いこみ”はまったく別の意味だった、という結末に結びつく。思いこんでいるから指摘された先が正確に見いだせない。
キツイ映画だった。
追記:
ところで、ここのところ桜坂劇場に通っている状態。自分の興味のあるライブや作品がやって来ているのか、桜坂劇場の狙いにはまっているのか。どっちでも良いけど頑張ってください。