朝からこってりとしたミーティング。午後から細々とした作業。夜は飲みながらの打ち合わせの予定だったがキャンセルになったので、急ぎ桜坂劇場へ。寿[kotobuki]のライブ。
実は、寿[kotobuki]のソロライブをワンステージ、フルで見るのは初めて。沖縄、八重山、アリランにオリジナルまで、おそらく寿[kotobuki]のフルラインナップの内容だったと思う。
何となく、東京の沖縄料理店にいるような久しぶりな気分になった。安里屋ゆんたを始め、スタンダードな選曲。客席に手拍子や囃子のレスポンスを呼びかけて盛り上げていくスタイル。最後のカチャーシー。MCでの民謡解説。内地にいる頃こういうライブをみては沖縄病を癒していたなと思い出した。
たまたま一番前の隅の席に座っていたのだが、前の方の席にはおそらく移住者とおぼしき人が多かったのではないだろうか。この人達も、内地で寿[kotobuki]を見て、沖縄に憧れて、久しぶりに桜坂で寿[kotobuki]を見ているのではないだろうか。
今、内地の沖縄料理店だけでなく、国際通りでもこういうスタイルを多く見かける。スピリッツに違いはあるが、寿[kotobuki]もそのひな形の一つなのかも知れない。しかし20年を超すキャリアがフォロワーには無い貫禄を感じさせた。オリジナルもファンの中に思い入れを持って刻まれている感じだった。
箆柄暦を作っていて、それを活用する人を見ていると、那覇と東京は陸続きのような錯覚を受ける。沖縄にいるのに東京にいるような、不思議な逆転感覚を味わった夜だった。