第17回一合瓶ライブに行く。去年は『オリジンお笑いタイフーン1号』とぶつかっていたため、アンコールの幸人さんの演奏を一曲聴けた程度だったが、今年はじっくりと堪能できた。ええ、本当に。
今年のメンバーは、新良幸人 with サンデー、やちむん、ローリー・クックの皆勤組に加え、ゲストは宮城小百合のみというシンプルな布陣。会場もムンドからD-Set Cafeに移り、こぢんまりとした。客席もやたらとまったりとした感じだった。
往年の一合瓶に比べるとちょっと寂しい気もしたが、ライブが進むにつれこれも有りかなと思えてきた。出演者が少ないぶん、ひとりひとりの演奏をたくさん聴ける。音響も少なくて済むので、生に近い演奏を楽しめる。何より舞台と一体な感じが良い。自分のファン以外もいるわけで、適度な緊張感も有って良い。
忘れてならないのは、三組の皆勤出演者と共に、皆勤スタッフの新城和博さんと野田隆司さんがいて、一合瓶ライブ。司会進行の新城さんと、冷静にイベントを支える野田さんがいて、ワンセットなのだけれど、今宵の新城さんは仕切る忙しさから解放されてるし、野田さんもにこにこしていた。もう無理してお祭り騒ぎにしなくても良いかなと言う感じがした。
そんな中でショックだったのは、ローリーさんの左手が包帯で巻かれていたこと。原因は聞けなかったけれど、骨折なのだとか。サポートで長嶺良明さんが入ったけれど、ソロは取れない、リズムを刻むのももどかしそう、歌に思いを込めれば込めるほど演奏が空回りする。流石に痛いのだと思う、時折表情がゆがむ。こんなローリーさんを見たことはない。たぶんプロとして凄く複雑な気持ちで演奏していたのだと思う。
翌日、『
勇気の友』で、『琉球魂6.23東京』と『吾妻光良セッション featuring ローリー』への不参加(どちらもローリーさん抜きで開催はされます)、名古屋でのソロライブ中止が発表された。私も『琉球魂6.23東京』と『吾妻光良セッション featuring ローリー』に行くつもりだったので、かなりのショック。
残念だ。別に私の航空券が無駄になったとかじゃない(取材とかいろいろ予定もあるし)。惜しいのだ。特に吾妻光良セッションでのローリーさんの演奏は歴史的な出来事になるはずだったのに。ローリーさん自身もとても楽しみにしていたはずの機会を逸してしまった。
吾妻さん達との最高の演奏を聴きながら、JIROKICHIに詰めかけた耳の肥えた内地のブルースフリーク達に「沖縄にはローリー・クック船長がいるんだぜ!」と胸を張りたかった。早く怪我を治して次の機会に備えて欲しいです。
ライブが終わり、会場で少しうだうだしたあと打ち上げへ。誘われるままに移動する。奈須さんと満寿代さん、幸人さん、サンデーさん、新城さんに野田さん、志田真木さんもいた。いつもの一合瓶ではそれぞれの知り合いやファンも多いので、終わってからコアメンバーで揃って飲むことは無いらしい。
なんだか同窓会みたいな雰囲気が漂っていた。今夜はようやくちょっとだけその輪の中に入れてもらえたような気がしてうれしい夜だった。思えば17回の一合瓶のうち、7回くらいは私も見てる。
そうそう、新城さんがMCで「本日は『お笑い米軍基地』があるのに来てくれてありがとう」って言ってたけれど、こっちだって基地とか沖縄の過去と現在みたいなことについて考えさせられる事が多い内容だったと思うよ。
追記:
D-Set Cafeのマーブル模様の丸テーブルとやたら重い鉄の椅子って、CLUB D-Setのときの物なんだよね。