国際通りのライラに藤木勇人さん企画の「沖縄かりゆし寄席」を見に行く。すでに全国に浸透した沖縄音楽だが、藤木さんは沖縄の笑いも全国区に押し上げたいと常々語って来た。沖縄の芸人を集めて「寄席」を打ち、沖縄方言が関西弁のように当たり前になるようにしたいというのが藤木さんの目標。
今回の「沖縄かりゆし寄席」は、藤木勇人さん他、ベンビー、高宮城実人、知名剛史、花城英樹で開催された。開演一時間前から食事タイム。食事が終わる頃寄席が開く段取り。
落語の寄席のように、出囃子からはじまり、ネタが続いていった。トップはベンビーの大嶺源太郎ネタ。次が高宮城実人のうちなー噺(落語スタイル)、藤木勇人&知名剛史の寸劇、高宮城実人&知名剛史のお笑い舞踊、花城英樹ミニライブ、再びベンビーのヤンキーネタ、トリは藤木勇人のうちなー噺と、盛りだくさんの内容だった。
初めての試みだったが、まずまずの内容だったのではないだろうか。料理でおなかいっぱい(意外と量が多かった)、ほろ酔い気分で生の演芸を見るというのも楽しいものだ。さすがに初めてなので多少ぎこちないところはあったが、要所は藤木さんが締める感じで最後まで持って行った感じだった。
何回か開催して雰囲気がほぐれてきたらもっと楽しくなると思った。ただ、もう少しバラエティがあると良いかなという気もした。漫才や曲芸、手品みたいなものもあると、更に寄席らしさが出たかと思う。(もちろん藤木さんはそうしたいと思っていると思うけれど)
さて、我らがベンビーの感想。客席は年配の人が多めだったが若い人もいて年齢層は広く、ほぼウチナーンチュが占めていて、1割くらいナイチャーが交じっているくらいの印象だった。こういう偏りのない客層はベンビー向きだと思った。トップバッターで大変だったと思うが、大嶺源太郎ネタは良い感じで受けていた。
ベンビーは後半で、ヤンキーネタでも登場したが、源太郎ネタよりも、こっちの方がウケが良かった。若い人もおばあちゃんも反応が良かった。場が暖まっていたこともあると思うけど、オジイネタよりヤンキーネタ(若いネタ)の方が受けたのは意外だった。この辺に今後のヒントがあるのかな。
追記:
舞台はお手の物のはずなのに、初めて落語風の出し物に挑戦した高宮城実人さんの緊張ぶりがおかしかったです。