「夏のビジネス軽装(クール・ビズ)」が話題になってるけど、ネクタイ外して上着脱いだだけのサラリーマンが大量に通勤している姿ってちょっとね…。スーツとネクタイという大人の記号が無くなって、それに変わる服装を決めてもらわないと困る人の方が多いのではないだろうか。
クール・ビズの話が出るとすぐに「沖縄はもうずいぶん前からかりゆしウェアです」みたいな話が出てくるとおもうのだけれど、沖縄ではホントにかりゆしウェアがビジネス上の正装として定着しているかというと、ちょっと疑問だ。
お役所や大きな会社で採用されていれば着ているけれど、一般の会社で個人が「明日からかりゆしウェアにします」と決められるのだろうか。というか所属している組織が方針として採用したところは着ているが、一般的には沖縄の会社員も上着は着ないにしろネクタイは締めていると思う。
会社が方針としてかりゆしウェアを採用しているところは、会社がかりゆしウェアを支給していたりする。自発的にしているものでもないので、上はかりゆしウェアだけど、下は普通のスラックスにビジネス革靴。中にはシャツの裾はスラックスの中だったりする人もいる。
着ている人がなんだか着せられている感じがするので、あまり開放的なイメージも受けない。かりゆしウェアって単なる制服でしかないのではないだろうか。
涼しさを追求するなら、グルカショーツにスニーカーまで認めたらどうだろうか。短パンではラフすぎというかもしれないが、グルカショーツは勇猛果敢で知られたグルカ兵の戦闘服。ビジネスの戦場ではお似合いではないか。
ま、もともとスーツにネクタイには無縁な生活を送ってきたので、ずっとクール・ビズといえばそうなのだが、かりゆしウェアは着ない。もしもスーツを着る仕事をしていてクール・ビズOKと言われても、たぶん普通に開襟シャツとかにするだろう。
普段スーツを着ない生活をしているだけに、正式な席にはきちんと正装して気持ちをただしたいと思うほうだ。先日のりんすけさんの国民葬にはスーツを着ていった。あれは自分なりの洒落と書いたが、半分は照れ隠し。スーツを着たい時はスーツを着るし、着たくなければ着ない。
それと、おしゃれなかりゆしウェアもあるっていうけど、作った人も紹介してる人もホントに着てるの? かりゆしウェア姿の服飾関係者、ライター、編集者とかって、あんまり見たこと無いような気がするけど。