まるみかなーの三周年公演、『御祝まるみぬ世(うゆえまるみぬゆ)』。会場はてんぶす那覇ホール。
さあ、まもなく開演です。
出演は、徳原清文、よなは徹、貴島康男、内里美香、そしてまるみかなー常連のまるみかなー臣下。内容を一言で言うならば、良かったとしかいいようがない。見応えの在る内容だった。
こんなことを言うのは失礼を承知でいわせて頂くなら、よなは徹さんと内里美香さんは、この三年間でとてもたくましくなったと思う。それぞれ自分の持ち味を見つけた感じがする。過去の民謡の唄者とも、少し上の先輩のスタイルとも違う、自分の形が像を結んできた感じがする。
それぞれの唄者が確かな唄と技を持ち寄っているので、いろんな組み合わせでセッションしても、おもしろみが溢れていた。たのしげに音をぶつけ合っているところがとても良かった。この内容の良さは、小浜司さんの目利きの確かさと信用のなせる技だっただろう。
会場に、紋次郎のマスターを見つけた。ふだんあまり体に自由がきかないマスターが、ワイド節が始まったとたん、突然立ち上がって踊り出した時、驚くと同時に胸に来るものがあった。ああ良い公演だなとしみじみ思った。
興行的にも上手くいったのではないだろうか。何度かこの会場には足を運んだことがあるが、これほど会場がいっぱいだったのはあまりない。これもまるみかなーの人気の確かさの表れということだと思う。
よく入ってました。
さて、宴はこれで終わらない。会場をまるみかなーに移して二次会。もちろん二次会でも唄が途切れることはない。まるみかなー臣下で頑張った、最年19歳の優君を皮切りに、内里美香さん、貴島康男さん、徳原清文親分もまた唄を披露した。
近日、まるみかなーでライブを行う予定の宮古民謡の砂川国夫さんも、小浜さんに紹介されて一曲弾いた。平静を装っても緊張している感じは伝わってきた。緊張しながらも、あららがま魂で、精一杯唄い、会場を盛り上げた。
次はよなは徹さんだった。客から今唄ったのと同じ曲を唄えとリクエストが飛んだ。よなはさん、格の違いを見せつけるかのように、貫禄の演奏を見せた。芸の世界の残酷さを少しかいま見たような気もしたが、手加減なしで返したよなはさんに誠意を感じた。
そのあと、なんと國吉源治さんが店に現れた。駆けつけにクイチャー大会に突入。床も抜けんばかりに躍りまくり。砂川さんにしたらもうわけの分からない日になったというか、あり得ないでしょう普通こんなことは…。
最後に来ても一瞬で場を自分のものにしてしまう凄さだった
そんなこんなでひと心地ついたあとも、出演者を交えて宴が続いた。出演していた人自身が、今日の公演を楽しんだからこそ、こうして余韻を楽しもうと思うのだろう。つまらないイベントのあとはみんなさっさと撤収してしまう。
それでも流石に夜も更けて帰ろうということになったが、若手チームはダーツに行くぞ! と気勢を上げていた。そのあとホントにいったかは定かではないが、これを見送り、小浜さんと外に出していた椅子などを店に詰め込む。荷物と御祝いの花で埋め尽くされたまるみかなーを後に帰宅。
小浜さん、臣下ぬちゃー、お疲れ様でした!