犯人は誰だ!
という趣旨の下に進んでいく物語には、
まだ、意外で劇的な裏切りは存在するのだろうか。
もう、ほとんどやりつくされているのではないだろうか。
例えば雪山のとある下宿、吹雪でもって足止めされた数人。奥さんと泊まりにきていた男性が遺体で発見された。後頭部を殴られ殺害されたようだ。
この下宿にいたのは、
この夫婦の他に、
20代のチャラチャラしたカップル、
一言も話さない無愛想な中年男性、
宿主で独り身の老人、
そこで働く女性従業員。
この様な謎解きに入ると、一番怪しいのは無愛想な中年男性。
次は奥さん。
んでもって女性従業員も殺害された男と過去にトラブルがあったとしたら怪しい。
チャラチャラしたカップルと宿主の老人が手を組んでの犯行もあり得る。
全員がぐるということも無くはない。
逆に元々犯人は居らず、ただの自殺だったという線も。
ちょっとインチキだが、実はもうひとり宿に泊まっていてそいつの仕業ということも。
そうなってくると、もはや予想外な大どんでん返しは考えられない。
…しかし実は、未だかつてないクライマックスは存在するのだ。
それは…
犯人は…
お前だあー!!!!!!!!!
ねッ
…脱力っしょ。
時間をかけ説明して、ひっぱる。
んで、結局は投げ捨てる。
これが
期待を裏切る方法です。