孤高のアルゼンチンギタリスト アタワルパ・ユパンキ。
1908年2月22日ブエノスアイレス生まれ、
1992年5月23日パリにてその生涯をとじる
今年で没後15年目を迎えます。
ギタリストと書きましたが歌手、作曲者、採譜者、詩人、哲学者でもありました。
現在でも世界中にユパンキのファンは多く、沢山のギタリストに多大な影響を与えています。
以前、私達はアルゼンチンのフォルクローレフェスティバル「コスキン」に出演する前にヘスス・マリアにあるペーニャのステージに立ちました。歌い終えるとある男性が話し掛けてきたんです。
その方は、ユバンキの息子、コジャさんでした。
シルビオはドン・アタ(シルビオはユパンキさんをこう呼ぶ)にアルゼンチンやフランスでお世話になった時の話をしていましたら、コジャさんがコルドバ州のセロ・コロラドにある、ユパンキの家(現在は博物館)に来ませんかと誘われたので、私達は翌日荷物をまとめて、その村に向かったのです。
小さな質素なペンションに通されました。ベットの隣にはユパンキさんとペンションのオーナーが並んだ写真。
ユパンキはセロ・コロラドで家を建設中、この部屋に滞在していた事を知って、ユパンキを近くに感じながら、コジャさんの心遣いにとても感激したのを思い出します。
シルビオはユパンキを知る人たちと思い出を語らい、彼が良く弾いていた不思議なギター調弦で夜な夜なGUITARRIARしていました。
今日はユパンキにSALUD!!

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