アルゼンチンのお茶といえばマテ茶。私達も毎日飲んでいます。
以前、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の宣伝のために成田空港に降り立った主演の
イライジャ・ウッドがマテ茶と魔法瓶を抱えていたのには、びっくりしました。(なぜ、彼がマテを飲んでいるのかは、今だになぞです。)
マテ壺にボンビージャ(先端に小さな穴が開いた金属製のストロー)を差し込んでお湯を注いで、回し飲みするのが一般的な飲み方です。
シルビオが沖縄に来た20年以上前は、マテ茶などは、どこにも売られていなくて、大変不自由したそうです。
まあ、今でも某健康情報番組で紹介されると、即在庫がなくなってしまうのですがね(笑)
写真に写っているのは、MATE GALLETA(マテ・ガジェッタ)。ガウチョがポケットに入れやすいように、つぶれた形になっています。ガウチョ達のお気に入りです。
マテ茶にはいくつかの掟があります。
1.最初のマテは(ホスト[ポットを持つ人])が飲み干す。
吐き出すこともあるようですが見たことはありません.
2.一度マテが回ってきたら、何回かは飲む。
飲みたくなければ最初から断る
3. 「GRACIASグラシアス」は「もう結構です」の意味です。
4.最後までマテを飲み干す。(ズズッと音を出しても良い)
5.マテを注いでいる人(ホスト)にマテ茶を戻す。
6.ボンビージャ(金属製ストロー)は動かさない。
(ホスト)のみ動かして味を調えることができる。
けんかした後、シルビオは「さあ、マテでも飲もうか」と誘います。
いくら怒っていてもこう言われたら断れませんねぇ。私達を救っているのは、もしかしたらマテのおかげかな?
健康に良いだけではなく、コミュニケーションツールとして、アルゼンチンの人たちに欠かせないマテ。
甘いお菓子などをつまみながら、ほろ苦いマテ茶を回し飲む。マテ茶を注いで、渡し、相手が飲み干す。友達や恋人、夫婦でじっくり話したいときにはとっておきのお茶です。
マテ茶はペーニャあまんかいでもお召し上がりいただけます。
店内ではアルゼンチン産マテ茶、ボンビージャ(金属製ストロー)マテ壺なども販売致しております。
お問い合わせは098−862−6055
e-mail amancay@yahoo.co.jp

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