米国、英国、仏国ぐらいまでは理解できるが、愛国と書かれると誤解しがちだよね。漢字で愛蘭土と当て字的に書いてアイルランドのことで、略して愛国なんだよね。亜国でアルゼンチン、星国でシンガポールなど、最早スポーツ新聞の競馬欄でしかお目にかかれない略字だが、17日のセント・パトリックスデーの予習に当番組ではアイリッシュミュージックが3週間も愛国責めで続くよ。
では、オンエアーリストから。
ブルーヨーデル・コーナー
1. My Dear Old Southern Home/DOC WATSON & DAVID GRISMAN
1997年の「DOC & DAWG」でのカバー。3月3日が89歳の誕生日のドク・ワトソン。
2. Travelin' Blues/JOHNNY DUNCAN
ロカビリー歌手ジョニー・ダンカンの1957年のカバー。
3. Cattle Call/EDDY ARNOLD with REANN RIMES
2月29日にはニンニクの日であり肉の日でも。連想でキャトル・コールしか思い浮かばない。
ワールドミュージック珍品音源コーナー
BÉLA FLECK & THE FLECKTONES「Outbound」(2000年)プチ特集。
1. A Moment So Close/BÉLA FLECK & THE FLECKTONES
南シベリア・トゥーバ共和国の喉歌で始まり変拍子のボーカル曲。
2. That Old Thing?BÉLA FLECK & THE FLECKTONES
当アルバムで唯一のバンジョーの生音が聴ける曲。
3. Outbound/BÉLA FLECK & THE FLECKTONES
ノンジャンル・コーナー
THE CHIEFTAINS 結成50周年記念盤「Voice Of Ages」(2012年)プチ特集。
アラサー以下の若手実力派を多数ゲストに呼んだアルバム。DVD付きが参考になるよ。
1. Pretty Little Girl/THE CHIEFTAINS with CAROLINA CHOCOLATE DROPS
2011年のグラミー賞トラッド・フォーク部門を受賞したアフロ・アメリカン・ストリングバンドのキャロライナ・チョコレート・ドロップスと。
2. Down In The Willow Garden/THE CHIEFTAINS with BON IVER
今年のグラミー賞でBest New ArtistとBest Alternative album部門を受賞したボン・イヴェールと。
3. Hard Times Come Again No More/THE CHIEFTAINS with PAOLO NUTINI
スコットランドの弱冠25歳のフォーク歌手パオロ・ヌティーニと。
では、次週もモア・ディープなアイリッシュを。
♪ヨロレイヒ〜

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