一年ぶりに太郎ちゃんをスタジオにお迎えしてお送りしました「小ネタ超特急」です!!
いやー、やっぱり太郎ちゃんがスタジオ入ると楽しいわ!!
(太郎ちゃんを知らない方のために説明しよう!!太郎ちゃんは沖縄では大御所クラスの某地下アイドル「ストロベリーナプキン」のメンバーで、Perfumeが全国区になった時に沖縄のたくさんの人が「あれ?これストナプのパクリじゃね?」と思ったという逸話を持つ、先見性と革新性にあふれた音楽と活動をやっているんだヨ!!一年前まで小ネタ超特急のパーソナリティーを一緒にやってくれていた、近年めっきりBLにドンバマリで、スマホの乙女ゲームを寝る前の日課にしている、20年来の大事なお友達です!)
そんな太郎ちゃんと盛り上がりつつお届けした内容はこちら
気になるアレ
・40年ぶりにある名作の新刊が出ます!!
・作者のせいでは決して無いのですとお伝えしたい、あの話題。
・夏とダルシムとカレー
・バイオハザードにインスパイアされた刑事ドラマが製作されるとの一報が!!
・機を見るに敏とは、まさにこの事→アナと雪の女王
俺の話
アンケートテーマ「学校行事の思い出」
皆様よりたくさんのご投稿を頂戴いたしました(*´∀`*)
全てご紹介させて頂きました。本当にありがとうございました。
今月のコレ
田中相 「千年万年りんごの子」
時間がなくて番組ではあまり深く話せなかったんだけど、この作品を読んでいる時、民俗学者 折口信夫の「死者の国」や、死とタブーについての折口論を思い出しました。
因業の閉じた円環に楔を打ち、それらを開放するのは、マレビトであるという点。そしてマレビトは人間の世界で「血縁」という因縁から解き放たれているという点。折口だけでなく、柳田国男やフレイザーの「金枝篇」でもしばしば見受けられる符号です。
それをマレビトの視点から、静けさに満ちた中で、戸惑いと愛情にあふれた感情とともに語られる漫画作品として表現できる作者の素晴らしさに感嘆しました。
「どうにもならないことが世の中にはある」「諦めというやり過ごし方もある」と知っているオトナにこそ読んでほしい作品です。主人公の雪之丞もそうして人生を過ごしてきた人です。共感する部分もきっとあるでしょう。読み返すごとに、物語の奥深さを発見できると思います。

140813こんにちは太郎ちゃんの夜
2014年8月13日 更新